子ども救急症状別対応法

子ども救急ガイド~子どもの急病・事故マニュアル~

子ども救急症状別対応法~腹痛

観察のポイント

 

子どもは消化器官が発達していないので、便秘や消化不良を起こしやすいものです。

 

痛みの中ではよく起こるもので、赤ちゃんがわけもなく繰り返しなく時は、お腹が痛い可能性があります。

 

また、子どもはどこが痛いとうまく伝えられない時に、お腹が痛いと伝えることがあります。

 

鳴き声や表情、姿勢などをよく観察しましょう。

 

よくある腹痛の原因

  • 乳児: 便秘、腸重積、鼠径ヘルニア
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  • 幼児: 便秘、腸重積、急性胃腸炎
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  • 学童: 便秘、虫垂炎、急性胃腸炎
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  • 腸重積・・・腸が腸の中に潜り込み、腸が畳み込まれた状態になり、働かなくなる病気
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  • 鼠径ヘルニア・・・足の付け根から腸などがはみ出す病気
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  • 急性胃腸炎・・・胃腸が炎症を起こし、吐いたり、下痢をしたりする病気
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  • 虫垂炎・・・大腸の先端にある虫垂という部分が炎症を起こし、腫れ上がったりする病気(盲腸)

 

しばらく様子をみても大丈夫な場合

  • すぐに軽くなって我慢ができる痛みになった、顔色も悪くない場合
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  • 浣腸や排便をするとおさまって、全身状態がよい場合

 

早めに救急外来を受診した方がよい場合

  • ぐったりして泣いてばかりいる、呻くように泣く、大声で泣けない場合
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  • お腹をかがめて痛がる場合
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  • お腹が痛くて歩けない場合
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  • お腹を触ると痛がる場合(触らせない場合)
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  • 嘔吐や激しい下痢、血便を伴っている場合
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  • 赤ちゃんが足を縮めて泣き止まなかったり、間隔をおいてまた泣く場合
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  • 10~15分間隔で間歇的に痛がる
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  • 陰嚢(睾丸部分)が腫れて色が変わっている場合

 

家庭での対応

 

腹痛が軽い時は、無理に食べさせないで、水分を少しずつ与えて様子をみましょう。

 

お腹に「の」の字を描くように優しくマッサージしてあげると少し楽になります。

 

お風呂は強い腹痛でなければ大丈夫です。


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