子ども救急症状別対応法

子ども救急ガイド~子どもの急病・事故マニュアル~

子ども救急症状別対応法~下痢

観察のポイント

 

子どもは腸が十分に発達していないため、摂取したものが十分に消化できなかったり、腸からの分泌液が増えたりして下痢をしやすいものです。


機嫌がよく、食欲があればまず心配ありません。


下痢をした時は、いつもの便との違いをよく観察しましょう。


  • におい(腐ったような臭い、すっぱい臭い)はどうか
  •  

  • 性状(血液や粘液が混じっているか、赤っぽい便、白っぽい便、ドロドロの便、水様便)はどうか
  •  

  • 1日の回数はどうか
  •  

  • 嘔吐はあるか、腹痛はあるか、機嫌はどうか、食欲はどうか、熱はあるか

 

しばらく様子をみても大丈夫な場合

  • いつもより便が軟らかいが、下痢の回数は1日5回以内の場合
  •  

  • 食欲がいつもと変わらず、水分がとれている場合
  •  

  • 熱がなく、機嫌もよく元気な場合

 

早めに救急外来を受診した方がよい場合

  • 色が白っぽい便、頻回の水様便、血液が混じっている便、糊のような黒っぽい便の場合
  •  

  • 高熱や頻回の嘔吐がある場合
  •  

  • 腹痛が強い場合
  •  

  • 水様性の下痢が1日6回以上ある場合
  •  

  • 機嫌が悪く水分を殆ど受け付けない場合
  •  

  • オシッコの量が極端に少ない、涙が殆ど出ない場合
  •  

  • 半日以上おむつが濡れない場合
  •  

  • 唇や舌が乾いている場合
  •  

  • 顔色不良~顔面蒼白になっている、元気がなく活気がない場合

 

家庭での対応

 

下痢がひどい場合は、胃腸を休めるために固形物は控えましょう

 

脱水症状になりやすいので、水分は十分に与えましょう

 

食べ物を与えるときは便の状態をみながら少しずつ与えましょう

 

できるだけ加熱調理した炭水化物(おかゆ、おじや、うどんなど)から与えましょう

 

おしりがかぶれないように、こまめに洗ってあげましょう

 

家庭内の感染を予防するため、排泄物を始末した手はよく洗っておきましょう


ホーム RSS購読 サイトマップ