子ども救急ガイド 

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少子高齢化の進行や疾病構造の変化により、医療に対するニーズは多様化しています。中でも小児救急医療は安心して子どもを産み、健やかに育てる社会基盤として、その確保・充実が重要な課題になっています。

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子ども救急症状別対応法〜皮膚発疹

観察のポイント

発疹とは身体の表面にできたブツブツや色の変化のことです。

あせも、虫刺され、じんましんアトピー性皮膚炎、麻疹、水ぼうそうなど、単なる皮膚の病気ものから全身の病気まで様々なものがあります。

単なる皮膚のトラブルなのか、全身の病気なのか見分けることが難しいので、まずは小児科の診察を受けるようにしましょう。


しばらく様子をみても大丈夫な場合

・高熱がなく、痛みやかゆみが強くない場合

・他の症状(咳き込みや呼吸困難、激しい下痢嘔吐など)がない場合

・顔色がよく、元気や活気がある場合

・発疹部を冷やしたら、かゆみや発赤が軽くなった場合

早めに救急外来を受診した方がよい場合

・全身に広がっている場合

・息がゼイゼイしている場合

・ぐったりしている場合

・顔色が悪い場合

・かゆみの強い場合

・発疹のみでなく顔面や四肢、関節などが腫れている場合

・掻きむしって、分泌物や血が出ている場合


紫斑(出血斑)と発疹の違い

紫斑(出血斑)とは、皮膚に近い毛細血管から出血し、皮膚の色が紫色に変色することです。

発疹はその部分を押さえると赤みが消えますが、紫斑は押しても消えないことで区別されます。

紫斑は血液や血管の病気の場合が多いので、早めの受診が必要となります。

左右対称に出現している発疹はウイルス性の発疹が多く、全身状態がよければ受診の緊急性はありません。

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