子ども救急症状別対応法

子ども救急ガイド~子どもの急病・事故マニュアル~

子ども救急症状別対応法~虫さされ、クラゲさされ

観察のポイント

 

蜂が最も多いですが、毒蛾、毛虫などの昆虫も少なくありませんし、海水浴ではクラゲなどもよく経験されます。

 

蜂や蚊に刺されると息苦しくなったり、全身が腫れるなどの症状がみられることがあります。

 

しばらく様子をみても大丈夫な場合

  • アナフィラキシーショック(顔面蒼白、冷や汗、生あくび、呼吸困難、意識もうろう、低血圧など)がみられない場合
  •  

  • 1~2箇所しか刺されていない、もしくは大量に刺されていない場合
  •  

  • 蜂がスズメバチ(クマンバチ)ではない場合

 

アナフィラキシーショック

抗原抗体反応と呼ばれるアレルギー反応の1つで、人体では免疫反応により、最初に刺されたとき抗原である毒に対して抗体ができ、この抗体が、次に刺されたときに、毒素(抗原)に反応してショック症状を起こすこと。

 

早めに救急外来を受診した方がよい場合

  • 腫れがひどい場合
  •  

  • 赤みが強いなど局所症状がひどい場合
  •  

  • 呼吸が苦しそう、冷や汗、生あくび、顔面蒼白など全身症状がみられる場合
  •  

  • クラゲに広範囲をさされた場合
  •  

  • アトピー性皮膚炎がある子が刺された場合(重症化しやすいのではやめの受診を)

 

家庭での対応

 

虫などの多い夏季には、予防的に虫除けスプレーなどを事前にかけておきましょう。

 

原則的に刺された部位は冷やすことが望ましいので、冷やすようにしましょう。

 

毒蛾や毛虫に刺された場合

 

擦ると毒針が深く入ってしまいますので、セロハンテープなどを貼付して毒針を抜き、勢い良く流水で洗い流しましょう

 

クラゲに刺された場合

 

クラゲなどの海中生物の場合は、真水でなく海水で洗い流して、擦らずに丁寧に触手をとりましょう。

 

毒の吸収を避けるために、動きまわらず、クラゲの毒は跡も残りやすいためステロイド軟膏があれば、触手除去後に塗布しておくとよいでしょう。

 

蜂に刺された場合

 

蜂の針には毒嚢があり、それを押さえると毒が注入されてしまいますので、毒嚢に注意して針を抜きましょう。

 

針を抜いたら流水でよく洗い、毒を絞り出すように刺された部位を周囲から圧迫して洗い流しましょう。

 

ステロイド軟膏があれば塗布しておくとよいでしょう。


ホーム RSS購読 サイトマップ